空気タンクの役割

■空気タンクの役割
空気タンクはコンプレッサー二次側に設置し圧縮空気を蓄えておく機器です。

主な役割については下記に列挙します。
・コンプレッサーの保護
コンプレッサーの発停間隔を伸ばしコンプレッサーが故障しやすくなることを防止します。
・脈動防止
コンプレッサから吐出された空気圧力の脈動を平準化します。
・圧力降下防止
一時的に多量の空気が消費される場合の圧力降下を防止します。

■計算によるエアータンクの選定方法
一定圧力を保持するための空気タンクの容量計算

Q×t
V= ——————–
(P1-P2)×10

V : 空気タンク容量(m3)
P1: 空気タンク圧力(MPa)
P2: 必要吐出し圧力(MPa)
Q : 使用空気量(必要空気量-吐出し空気量)(m3)
t : 使用時間(分)